割と平和な。 ・リカルドとアゼルの日常。 「……リカルド。」 「何だ、アゼル?」 「貴方、寝癖が残ってるわよ。」 「……なんだと?」 「良いから動かないで。直すわ。」 「……リカルド。」 「何だ、アゼル?」 「はい、お弁当。そろそろお昼でしょ。」 「……もうそんな時間か。」 「生徒会の仕事も分かるけど、ご飯食べないと死ぬわよ?」 「……リカルド。」 「何だ、アゼル?」 「今日の夕食は魚をメインにしようと思うけど、それで良い?」 「……任せた。」 「ええ。」 「……リカルド。」 「何だ、アゼル?」 「制服のボタン、取れてるわよ。直してあげるから、服を寄こしなさい。」 「……うむ。」 「…全く、今月で何度目かしら…。」 「……リカルド。」 「何だ、アゼル?」 「……相変わらず着けてるのね、その指輪。」 「ふん。下らない女達を追っ払うには丁度いいからな。」 「私が買った安物なのに。もっと良いの着ければ?」 「……リカルド。」 「何だ、アゼル?」 「今度の視察場所は…遊園地?」 「そうだが……どうかしたか?」 「い、いえ……なんでも無いわ。」 「ねぇ、リカルド」 「おい、アゼル…」 「「………」」 「……先に言いなさいよ、リカルド。」 「……ああ。」 「…なあ、リカルド。」 「何だ、薙原。」 「アゼルとの関係って………本当に『娼婦』なのか?」 「……あ、当たり前だっ!?」 「…ねえ、アゼル。」 「何よ、斎香お嬢様。」 「リカルドとの関係は………本当に『娼婦』?」 「……あ、当たり前じゃないのっ!?」 ・ぱすチャヒロインと相羽カイトの日常。 「カイト君、どうしたの?」 「いや…あの女の子なんだけど…。」 「……あの子がどうかしたの?」 「………明らかに、ブラジャーのサイズが小さいよな?」 「………………。」 『神の左手』 「どうしたのよ、ばカイト。」 「いや……あのウェイトレスさん。」 「……アンタよりは普通に見えるわよ?」 「ふっ……あの胸、偽物だ。中に詰め物してる。…まだまだだな。」 「………………。」 『カラミティ』 「どうした、相羽?」 「いや、ちょっと考え事を…。」 「珍しい。何考えてるんだい?」 「魔法使いと神術士とスカウトの服はすぐ脱がせたけど…戦士のアーマーは流石に無理かなと思って。」 「………………。」 『渾身の一撃』 「…カイトさん、どうしたんですかぁ?」 「いや……ちょっと、コレットがな…。」 「……コレットさんが、何か?」 「いや…貧乳はやっぱり保護すべきなのか真剣に考えている所だ。一応エルフだし。」 「………………。」 『ダウン攻撃Lv3』 「…なぁ。俺、最近敵じゃ無くて味方の攻撃でダウンする事が多いんだが…何故だ?」 「「「「さぁ?」」」」 ・ぱすチャConヒロインと薙原ユウキの日常。 「あ、ユウキくんっ。」 「どしたくおん?」 「今からちょっと実験に」 「ああっ、あんな所にレオタード姿の斎香さんがっ!?」 「な、何っ!?」 「えいっ、カラミティっ!!」 「ああっ、ボクの発明品がっ!?」 「……あれ、リナ?って、くおんはどうした?」 「え?……ええっと、なんか実験用のモノが壊れちゃったみたいね…あはは…。」 「……ユウキくん。」 「どしたサクソ?」 「今から、一緒に」 「ああっ、あんな所にコスプレしたフィルさんがっ!?」 「ど、何処だっ!?」 「……サクソさん、ファルネーゼが経営しているレストランの無料お食事券です。  今日はコレで……ユウキさんを譲っていただけませんか?」 「………商談、成立。」 「……あれ、先輩?って、サクソはどうした?」 「サクソさんなら、用事があって何処かに行かれましたよ?」 「やあ薙原。」 「どしたヒューズ?」 「何、今日は僕と共に」 「あーっ、あんな所にスクール水着のルーシーだっ!!」 「何っ!?」 「ごめんねヒューズ。死なない程度に踵落としっ!」 「うまんばっ!?」 「……あれ、フィル?って、ヒューズはどうした?」 「え?…えっと、ちょっと都合が悪くなったって言ってたよ?」 「よう、ユウキ。」 「どしたサワタリ?」 「むふふふふ、ついにあの発売禁止のエロDVDが」 「あ、あんな所にナース服でリナさんが個人的に参上。」 「なんですとっ!?」 「問答無用で、鉄拳制裁。」 「をげるぱっ!?」 「……あれ、ルーシー?って、サワタリはどうした?」 「何言ってるんですかユウキ?最初から誰も居ませんでしたよ?」 「なんか最近、サワタリとかくおんとかヒューズとかサクソとかに会って無いけど…どうしたんだろう。」 「「「「さぁ?」」」」 ・ぱすチャConサブヒロインと薙原ユウキの日常。 「おいユウキ!今日こそ一緒にエロDVDを」 「パパ直伝、ジャスティスアッパーなのさっ!」 「黒マグロっ!?」 「……あれ、今サワタリの声がしなかったか?」 「何言ってるのさユウキ。もしかして、もうボケたのさ?」 「なあユウキ!今日こそ一緒にエロDVDを」 「光になりなさいっ!」 「ヘルアンドヘブンっ!?」 「……やっぱり、サワタリの声がしたような…。」 「馬鹿言ってないで、原稿手伝いなさい。……終わったら、コスプレしてあげるから。」 「ゆ、ユウキ……DVDを」 「やりなさい、アルフレッド。」「畏まりました。死なない程度に轢きましょう。」 「頭文字っ!?」 「な、なぁ…。今、アルフレッドさん、何か轢かなかったか……?」 「気のせいですわ。……それよりも、今日は新作ベアちゃん発売日なのですから。急ぎますわよ?」 「おいサワタリ。……例のDVD、いつになったら見せてくれるんだよ。」 「………。」 ぎろり。×3 「……3人の修羅を何とか出来たら、見せれるかもしれん。」 「………は?」